7/28(日) 0:32
「パリ五輪・卓球混合ダブルス・1回戦」(27日、パリ南アリーナ)
第2シードの張本智和(智和企画)早田ひな(日本生命)組は北朝鮮のリ・ジョンシク、キム・グムヨン組と対戦。1-4で、まさかの初戦敗退を喫した。
序盤から硬さが目立ち、まさかの6連続失点。データの少ない相手にリズムをつかめず、第1セットを5-11で落とした。第2セットは序盤0-3とされたが、徐々にペースをつかみ、11-7で奪い返した。
だが、第3セットも再び北朝鮮ペースで進み、ミスをした早田が思わずしゃがみ込む場面も。最後は張本のバックハンドが外れ、4-11で落とした。第4セットも苦しい展開。お互いにマッチポイントを握る攻防となったが、最後は早田のスマッシュが外れ、13-15で落として後がなくなった。
第5セットも張本の強打が空振りするなど、北朝鮮の緩急に揺さぶられた。9-10のマッチポイントはしのいだが、最後は10-12で押し切られた。試合後はともに表情を失い、呆然。一方で、北朝鮮ペアは両手を突き上げ喜びを爆発させた。
東京五輪では水谷&伊藤ペアが金メダルを獲得した同種目。早田は開幕前、「一番勝てる(可能性がある)のは混合ダブルス」と自信をにじませた通り、メダル獲得が期待されていたが、まさかの結果となった。
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)