国民民主党の玉木雄一郎代表は21日、X（旧ツイッター）でインターネット上に蔓延する「＊広告」に言及した。「『＊広告』が話題になっていますが、国民民主党は表現の自由を必ず守ります」と強調した。その上で「例えば、たばこを吸う権利は守りますが、受動喫煙を避けるために、吸う場所と吸わない場所を分けること（ゾーニング）が必要なのと同じです」と述べ、＊広告にもゾーニング（区分け）が必要だとの認識を示した。

＊広告を巡っては、同党の伊藤孝恵参院国対委員長が18日の参院予算委員会で取り上げ、「本屋さんでも＊漫画はゾーニングされている。ネット上も子供が見るサイトに＊広告が表示されないようにするゾーニングが求められる」と指摘し、関係閣僚に対応の必要性を訴えていた。

玉木氏は「表現の自由」について「憲法で保障された権利であり、安易に法律で規制すべきものではありません。権力が、何が良くて何が悪いと判断し始めると、検閲につながりかねない」と指摘した。

その上で、＊広告規制について「基本、業界団体の自主的な取り組み（ソフト・ロー）で対応すべき」と書き込んだ。伊藤氏の18日の質疑についても「広告主やプラットフォーム事業者などに、『自主的な取り組み』を促す内容になっています」と振り返った。

[産経新聞]
2025/3/22(土) 8:15
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