首里城(しゅりじょう、スイグスク)は、沖縄県那覇市首里金城町にあり、かつて海外貿易の拠点であった那覇港を見下ろす丘陵地にあったグスク(御城)の城趾である。現在は国営沖縄記念公園の首里城地区(通称・首里城公園)として都市公園となっており、一般財団法人沖縄美ら島財団が管理を行っている。 31キロバイト (5,093 語) - 2019年10月31日 (木) 03:38 |
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191031/k10012158211000.html
(出典 www3.nhk.or.jp)
那覇市の「首里城」の火災について、県外で暮らす沖縄出身者や首里城を訪れたことがある外国人などからも、
SNS上などに「朝から涙が止まらない」などと悲痛な声が寄せられています。
「沖縄出身の後輩と抜け殻に」「琉球の誇り」
今回の火災のニュースを知って、SNSN上では沖縄県外に暮らす人からも投稿が相次いでいます。
「あまりにもショックがでかくて職場の沖縄出身の後輩と抜け殻になってます…」
「琉球の誇りであり、皆に寄り添ってくれる存在の首里城が…」
「上京前に家族3人で思い出作りのために行ったけれど、もう行けないのだと思うと悔しくてならない…」
「苦労して復元した沖縄の象徴」
このうち、沖縄出身で東京に住む44歳の女性は「朝から涙が止まらない」と言います。
朝6時すぎにスマートフォンのでこのニュースに気付き、テレビをつけると「正殿」が崩れていく様子が流れていたと言うことです。
女性は首里城を復元する時の経緯をテレビのドキュメンタリーで見ていて、「資料が極めて少ない中で
苦労して復元した沖縄の象徴なのに、それが一瞬でなくなってしまった。朝から涙が止まらないです」と語っていました。
「なんという悲劇だ」 外国人からも嘆きの投稿
(出典 www3.nhk.or.jp)
また沖縄を訪れた事がある外国人の投稿も目立ちました。
かつて沖縄にある在日米軍の基地で働いていたというアメリカ人の男性は「首里城に行くのが好きだった。
すばらしい歴史的な建物にとって、なんという悲劇だ」と書き込んでいました。
4年前に首里城を訪れたことがあるというカナダ・モントリオールに住む女性は「本当に文化的に大きな損失だ」と落胆していました。
仏ノートルダム「フランス人の気持ち 少しだけ分かった」
さらにSNS上では、ことし4月に焼け落ちたフランスのノートルダム大聖堂を引き合いに出し
「その時のフランス人の気持ちが少しだけ分かった気がする」といった声や、「大型台風に水害に首里城火災。
令和に入ってもなかなか平穏が訪れない」などと、悲しいニュースが続くことを嘆く声も目立ちました。