安部 譲二(あべ じょうじ、本名:安部直也(あべ なおや)、1937年(昭和12年)5月17日 - 2019年(令和元年)9月2日)は、日本の小説家、漫画原作者、タレント。元暴力団員であり、自らの服役経験を基にした自伝的小説『塀の中の懲りない面々』などの著作がある。また漫画原作者としても、第51回 35キロバイト (4,683 語) - 2019年9月8日 (日) 04:47 |
刑務所での収監体験をユーモラスに描いた自伝的小説「塀の中の懲りない面々」などで知られる作家の安部譲二(あべ・じょうじ、本名安部直也=あべ・なおや)さんが2日、急性肺炎で死去した。82歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は妻の美智子さん。
東京都出身。中学時代に暴力団に加わり、その後は客室乗務員、ばくち打ち、用心棒、キックボクシングの解説者などを経験した。東京・府中刑務所での実体験をもとに描き、映画にもなった1986年のデビュー作「塀の中の懲りない面々」が大ヒットした。「塀の中のプレイ・ボール」「極道渡世の素敵な面々」など極道をテーマにした軽妙な作品を次々に発表して人気を博した。(興野優平)
朝日新聞デジタル 2019年9月8日10時22分
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