1/2(火) 11:06配信

日刊スポーツ
保科有里（2022年12月12日撮影）

　「夢グループ」所属で、石川県出身の歌手保科有里（62）は2日、自身のX（旧ツイッター）を更新。1日に石川県能登地方で震度7の強い地震が発生した際に金沢に向かう新幹線に乗っており、11時間あまりを車内で過ごしたことを明らかにした。

　「大晦日の仕事からの元旦。おめでたいはずなのに…寝不足でさすがにフラフラです。先ほど11時間ぶりに新幹線が動きました。ようやく金沢に到着です。まずは寝させて頂きます。私の家族は無事です。ありがたいことです。ご心配頂き感謝です！」と投稿した。

　保科は1日の地震発生直後から、Xをたびたび更新し、自身が置かれた状況などを報告していた。

　発生直後は「地震ビックリです。金沢に向かう新幹線で富山過ぎた所で止まった!どーなるのかなぁ。他は大丈夫かな？」と投稿し、新幹線が止まったことを報告。2時間後には、新幹線の位置を地図で示しながら「このあたりで止まりました。余震続いてる。あと10分で金沢到着なのに。線路等、歩いてでの点検らしく再開メドはたってないとの事。夜明かしかな。飲み物はペットボトル半分のお茶とカロリーメイトと少しのお菓子。手土産のお菓子もあります。まだ暖かい室内で待機はマシですね!頑張ります」とポストしていた。

　その5時間後の1日夜には、新幹線内で水などが支給されたことを明かし「ネットでしか石川県の現状見れませんが、私のお友達からも色んな状況写真を頂きます。苦しみ悲しみを抱えて寒い中で耐えていらっしゃる事を思うと心が痛いです。新幹線の中でお水等配給頂き感謝です　お水の美味しさを今日は特に感じます。皆さんがご無事でありますように」と、写真とともにポスト。現地で拡大している被害への気遣いもつづっていた。

　地震に伴い、北陸新幹線は1日夕以降、長野から金沢間で終日、運転を見合わせた。富山駅から金沢駅の間では、当時走行していた新幹線も停止していたが、保科が乗っていた新幹線は2日未明に金沢駅に到着したとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eafed9ce822429490f4db435f1f2e3c510319ee2


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